永井路子
永井路子の作品一覧です。
飛鳥時代
- 裸足の皇女
- 山辺皇女の生涯を描いた表題作や政争に巻き込まれていく新田部皇子を描いた「殯の庭」など日本の古代を題材にした9作品を収録。
奈良時代
- 美貌の女帝
- 蘇我倉山田石川麻呂の血をひく元正天皇が、政権を我が物にしようとする藤原氏と様々な駆け引きを繰り広げます。
平安時代
- 噂の皇子
- 三条天皇の第一皇子敦明が東宮となる「噂の皇子」や和泉式部の恋愛遍歴を描いた「桜子日記」など8作品を収録。
平安末期・鎌倉初期
- 炎環
- 今若のその後を描いた「悪禅師」や梶原景時の生涯を描いた「黒雪族」など鎌倉幕府成立の4作品を収録。
- 闇の通い路
- 小鹿島公業と美作朝親の内室の不倫を下人の鶴五と恋人のなぎさの視点で描いた「闇の通い路」など8作品を収録。
安土桃山時代
- 流星(上)
- 2人の兄が家督を争う織田家で育った市は、義姉の濃姫から様々なことを学び成長していきます。
- 流星(下)
- 浅井長政が織田信長を裏切り、市の立場は複雑になります。やがて、長政は信長に滅ぼされ、信長もまた本能寺で斃れるのでした。
江戸時代初期
- 乱紋(上)
- 安土城で暮らす浅井三姉妹のおごうのもとに秀吉から佐治与九郎との縁談話が持ち込まれます。仲睦まじく暮らすおごうと与九郎。しかし、若い夫婦に戦国乱世の宿命が待ち受けるのでした。
- 乱紋(下)
- 2番目の夫豊臣秀勝と死別したおごう。姉のお茶々は彼女を徳川秀忠に嫁がせることを思いつきます。やがて姉妹は大坂の陣で敵味方になって戦うことに。