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時代小説の魅力

時代小説の魅力。それは、その時の流行り廃りとは関係なく作品を楽しめること。どんなに古い作品でも、色褪せることがないのは、歴史の世界を再現しようとする書き手の創作意欲が伝わってくるから。史実に忠実であろうとする歴史小説、フィクションを織り込んだ作品、どれも作家の特徴が出て味わい深いのが時代小説の魅力です。

最近読んだ時代小説

新・平家物語(16)-吉川英治
六波羅の北条時定が懸命に捜索するも、義経の足取りは全くつかめません。頼朝の誤解を解こうと後白河法皇に接近するも失敗した義経は、ついに奥州の藤原秀衡を頼ることを決意します。しかし、安宅ノ関で富樫泰家に正体を見破られ、絶体絶命の危機に陥るのでした。
新・平家物語(15)-吉川英治
頼朝の怒りを買った義経は、自分に謀反の意思がないことを梶原景季に伝えますが、梶原景時の讒言により頼朝の不信感が増大します。頼朝は、義経の命を奪おうと刺客を京都に送りますが失敗に終わります。命を狙われた義経は、叔父の行家にそそのかされ、朝廷から頼朝追討の院宣を受け、鎌倉と戦う決意をするのでした。
新・平家物語(14)-吉川英治
源氏との和議を進めようとしていた平時忠父子が船島に幽閉され、源平両軍が壇ノ浦で最後の戦いに臨みます。三種の神器の奪還を望む義経は、時忠父子と連絡を取りながら、平家の水軍と戦います。潮の流れが源氏に不利な状況が続き苦戦する義経。しかし、潮の流れが変わると形勢は逆転し、義経は三種の神器の奪還に動き出します。
新・平家物語(13)-吉川英治
暴風雨の中、船で四国に渡った義経の軍勢は、平家の陣に奇襲をかけます。平家方の武将桜間ノ介が、すぐに源氏襲来を平宗盛に伝えると、平家の軍勢は一斉に船に乗り沖へと逃げました。しかし、奇襲をかけた源氏の軍勢が思いの他少なかったことに気づいた平宗盛は、逃げ帰った桜間ノ介を叱責するのでした。
新・平家物語(12)-吉川英治
一ノ谷の戦いで一番の戦功をあげた義経は、鎌倉から何らの恩賞も受けることができませんでした。西国で力を盛り返しつつある平家を追討すべく、頼朝は範頼を派遣します。しかし、思うような戦果がなく、頼朝は義経を四国に向かわせるのでした。
新・平家物語(11)-吉川英治
朝廷から和議の使者が到着したことで、福原の平家の陣は気が緩みだします。一方、源義経の軍勢は平家の陣の後ろまで迫っていました。源氏が攻めてくるとは全く思っていなかった平家は、義経の奇襲に遭い大混乱となり、瀬戸内へと逃げるのでした。
新・平家物語(10)-吉川英治
上洛した義仲は、西国に落ちた平家を追い討ちするため、水島に向かったものの反撃に遭い都に帰還します。後白河法皇に遠ざけられ、西の平家、東の頼朝と戦わなければならない義仲。次第に孤立していく義仲は、ついに法皇を幽閉し思うままに政治を動かそうとし始めます。しかし、彼を討伐する鎌倉の軍勢が目の前に迫るのでした。
新・平家物語(9)-吉川英治
北陸で平家の軍勢を迎え撃つ木曽義仲は、倶利伽羅峠で大勝利をおさめ、都へと上る準備を始めます。一方、諸国の源氏との戦いに負け続けた平家は、安徳天皇と三種の神器とともに都を落ち、西国に向かう決断をします。上洛した義仲は、源行家とともに後白河法皇に拝謁しますが、朝廷での彼の評判は悪く、次第に孤立していくのでした。
新・平家物語(8)-吉川英治
源頼朝を討つために富士川に布陣した平維盛の軍勢は、戦うことなく退却し、平家のもろさを源氏に示すことになりました。福原から京に都を戻した清盛は、平家に逆らう興福寺を討つために重衡の軍勢を南都に向かわせます。重衡軍は、町に火を放ち、興福寺は大仏とともに灰となるのでした。
新・平家物語(7)-吉川英治
後白河法皇を鳥羽に幽閉した清盛。平家の力がますます強大になるかに思われました。しかし、その裏では、以仁王と源頼政が密会し、諸国の源氏に平家追討の令旨を発していました。以仁王の挙兵は失敗するも、令旨は伊豆の源頼朝に届き、平家の栄華が崩れ始めます。