HOME

 

時代小説の魅力

時代小説の魅力。それは、その時の流行り廃りとは関係なく作品を楽しめること。どんなに古い作品でも、色褪せることがないのは、歴史の世界を再現しようとする書き手の創作意欲が伝わってくるから。史実に忠実であろうとする歴史小説、フィクションを織り込んだ作品、どれも作家の特徴が出て味わい深いのが時代小説の魅力です。

最近読んだ時代小説

乱紋(下)-永井路子
2番目の夫豊臣秀勝と死別したおごうは、姉のお茶々と豊臣秀吉の命により徳川家康の子の秀忠に嫁がせられます。関ヶ原の戦い以後、敵味方となったおごうとお茶々。京極家に嫁いだ次女お初を挟み、大坂で姉妹の最後の戦いが始まります。
乱紋(上)-永井路子
天正13年の新春。浅井三姉妹の三女おごうのもとに秀吉から佐治与九郎との縁談の話が持ち込まれます。秀吉の命じるままに嫁ぐおごう。侍女のおちかの不安をよそに仲睦まじく暮らすおごうと与九郎でしたが、織田信雄の失脚が夫婦に大きな影響を与えるのでした。
豊臣秀吉(8)-山岡荘八
小牧長久手の戦いの後、関白太政大臣となった豊臣秀吉は、その権威を武器に一気に天下統一を進めていきます。秀吉の野望は国内の統一にとどまらず、やがて明国も領土にしようと考え始めます。しかし、年老いた秀吉に刻一刻と死が迫っていました。
豊臣秀吉(7)-山岡荘八
柴田勝家を滅ぼした羽柴秀吉の次なる敵は東海一の弓取り徳川家康でした。秀吉の天下統一は目前に迫っていましたが、それを快く思わない織田信雄は徳川家康と手を組み秀吉と対抗することに。そして、小牧長久手で戦上手の秀吉と家康が激突するのでした。
豊臣秀吉(6)-山岡荘八
清州会議で、三法師を織田家の後継者に据えた秀吉は、自らの天下統一に障害となる柴田勝家の征伐に動き出します。戦いの口実を作るため、御伽衆の曽呂利新左衛門を相手に密談を繰り返す秀吉。そして、勝つための作戦を練り上げた秀吉は、兵を率いて織田信孝の居城岐阜城を包囲するのでした。
豊臣秀吉(5)-山岡荘八
備中高松城を水攻めにしている秀吉のもとに本能寺の変の報せがもたらされます。腹背に敵を持った秀吉。蜂須賀彦右衛門の毛利との和睦交渉が成立し、秀吉は、主君信長の仇討のため急ぎ天王山に軍を進めるのでした。
豊臣秀吉(4)-山岡荘八
将軍足利義昭を奉じて上洛する織田信長。木下藤吉郎もそれに従って入京。上洛後の藤吉郎は、松永久秀との出会いで、さらに自らの才覚を磨き、また、竹中半兵衛や蜂須賀彦右衛門の助けを借りながら手柄をたてていくのでした。
豊臣秀吉(3)-山岡荘八
桶狭間の戦いに勝利した織田信長の次なる目標は美濃の斎藤でした。織田家の武将たちは墨俣で斎藤勢と戦いますが、そのたびに苦汁を飲まされるだけ。しかし、木下藤吉郎が墨俣築城を成功させると、形勢は織田有利に傾きだすのでした。
豊臣秀吉(2)-山岡荘八
甲州への旅から戻った木下藤吉郎は、清州の市場で針売りをしていました。乱世を終わらせ平和な世の中を作るために藤吉郎が主君として選んだのは、尾張の織田信長。藤吉郎は、前田犬千代を利用して、うまく織田家への仕官に成功するのでした。
豊臣秀吉(1)-山岡荘八
戦国時代に貧しい百姓の家に生まれた日吉は、戦乱の世を終わらせたいと思い家を出ます。行く先々で様々な出会いを経験した日吉は、やがて木下藤吉郎と名を変え、戦乱を終わらせることができる人物を探す旅に出るのでした。