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時代小説の魅力

時代小説の魅力。それは、その時の流行り廃りとは関係なく作品を楽しめること。どんなに古い作品でも、色褪せることがないのは、歴史の世界を再現しようとする書き手の創作意欲が伝わってくるから。史実に忠実であろうとする歴史小説、フィクションを織り込んだ作品、どれも作家の特徴が出て味わい深いのが時代小説の魅力です。

最近読んだ時代小説

箱根の坂(下)-司馬遼太郎
少ない租税で興国寺城の財政が逼迫する中、早雲は伊豆を手に入れなければならないと考え始めます。民衆から搾取するだけの領主を否定し、民衆の暮らしを楽にするため起ちあがった早雲。世はついに戦国時代に突入するのでした。
箱根の坂(中)-司馬遼太郎
今川義忠亡き後、駿河の実権を握った今川範満。京に戻っていた北条早雲は山中小次郎らを連れて再び駿河に下り、義忠と千萱の子竜王丸のために尽力します。早雲が駿河に来てから11年。ついに今川範満から守護の地位を竜王丸に取り戻すべく、早雲は動き出すのでした。
箱根の坂(上)-司馬遼太郎
応仁元年。将軍後継問題が深刻化し、都を焦土と化す応仁の乱が勃発しました。足利義視の申次衆であった伊勢新九郎こと後の北条早雲も、戦乱に巻き込まれ、妹の千萱が嫁いだ今川義忠の領国駿河を目指して旅をするのでした。
伊達政宗(8)-山岡荘八
豊臣家が滅び泰平の世が訪れました。しかし、徳川幕府により取り潰される大名が多く、伊達家も安心できる状況ではありません。そんな中、エスパニヤに派遣していた支倉常長が帰国し、政宗は複雑な気持ちになります。母保春院との再会。秀忠から家光への将軍交代。政宗の天下取りの野望は・・・。
伊達政宗(7)-山岡荘八
大坂冬の陣が東西の和睦で終結したのも束の間、すぐに大坂夏の陣が始まります。徳川に味方し、敵陣に果敢に攻め込む伊達政宗。そして、大坂城が陥落し豊臣家が滅亡します。長き戦乱の世が終わり泰平の世が到来したかに思えましたが、伊達家に新たな難題が降りかかるのでした。
伊達政宗(6)-山岡荘八
大坂城に牢人とキリシタンたちが続々と入城していきます。徳川と豊臣との戦いはもはや避けようがない状況。それでも、支倉常長をエスパニヤに派遣した伊達政宗は、その帰りを待ち続けます。東西開戦の裏で、政宗は一体何をしようとしているのか。
伊達政宗(5)-山岡荘八
関ヶ原の戦いは徳川家康の勝利で幕を閉じました。徳川幕府が成立したものの、いつ大坂と江戸との間で戦いが始まるかわからない状況。そのような中で、伊達政宗は南蛮の国々の日本征服の野望に気づきます。婿の松平忠輝とその家老の大久保長安も絡み、事態は重大さを増していくのでした。
伊達政宗(4)-山岡荘八
上杉討伐に動き出した徳川家康に味方した伊達政宗は、上杉景勝攻略に当たります。西では石田三成が打倒徳川に起ち上がり、天下分け目の戦いが刻一刻と迫ります。この戦いで100万国の大大名になるつもりでいる政宗。しかし、彼の小細工が後に災いするのでした。
伊達政宗(3)-山岡荘八
天下を統一した豊臣秀吉の次なる野望は大明征服でした。朝鮮出兵を命じられた伊達政宗は、智恵を使って損害を少なくすることに成功します。しかし、朝鮮から帰国した政宗は、豊臣秀次謀反計画に連座したと嫌疑をかけられ窮地に追い込まれます。
伊達政宗(2)-山岡荘八
黒川城を攻略した政宗は、ついに奥羽の覇者たる地位を手にします。しかし、すでに豊臣秀吉の天下統一は目前に迫っており、政宗の天下取りの野望は潰えます。度重なる伊達家滅亡の危機。そのたびに政宗は頭を使って切り抜けるのでした。